第3回.コントロールの追加(コマンドボタン)
ユーザーフォーム入門として基礎から解説します。
何もないフォームでは何もできませんので、とりあえず部品を配置しましょう。
この部品をコントロールと呼びます。
ツールボックス

ここには、他のコントロールを追加する事もできますが、それは後々。

それぞれのアイコンの意味は分かるようになっています。

コマンドボタンを配置

これをクリックして、フォーム上でドラッグしてサイズを決定します。

このボタンは、フォームを閉じるボタンにします。
プロパティの変更
オブジェクト名:btnCancel
Caption:閉じる

そうするとすると、

右クリックで、「コードの表示」


デフォルトのイベントが追加されますので、適宜変更が必要になる場合があります。
コマンドボタンの場合は、Clickイベントが追加されます。
コマンドボタンならほとんどこれで良いですね。
では、このイベントを以下のように書き換えます。
Private Sub btnCancel_Click()
Unload Me
End Sub
これで、閉じるボタンの完成です。
これは、
Unload frmSample
フォーム毎に、いちいち変更するのも面倒です。
ここは、Meを指定しましょう。
Meとは自分自身のユーザーフォームを指します。
つまり、Meを指定して自分自信を閉じます。
フォームを表示して動作確認
Sub FormShow()
frmSample.Show
End Sub
これを実行してみましょう。

今回はここまでです。
次回は、コントロールの位置やサイズの変更方法を詳しく解説します。
ではまた次回お会いしましょう。
同じテーマ「ユーザーフォーム入門」の記事
第1回.ユーザーフォームを挿入
第2回.フォームのプロパティ
第3回.コントロールの追加(コマンドボタン)
第4回.コントロールの位置・サイズ調整
第5回.ラベルの追加
第6回.テキストボックス(TextBox)の追加
第7回.テキストボックス(TextBox)の値をセルへ
第8回.セルの値をテキストボックスへ
第9回.標準モジュールとフォーム間のデータ受け渡しⅠ
第10回.標準モジュールとフォーム間のデータ受け渡しⅡ
第11回.コンボボックス(ComboBox)の追加
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