VBA関数
Rnd関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-08-26

Rnd関数


Rnd関数は、単精度浮動小数点数型(Single)の乱数を返します。


Rnd関数

Rnd[(number)]

number
は省略可能です。
引数numberには、単精度浮動小数点数型 (Single) の数値または任意の有効な数式を指定します。

number の値 戻り値
< 0 常に、引数numberのシード値によって決まる同じ数値を返します。
> 0 乱数系列の次の乱数を返します。
=0 直前に生成した乱数を返します。
省略時 乱数系列の次の乱数を返します。

Rnd 関数は0以上、1未満の範囲の値を返します。

引数numberの値によって、Rnd関数が返す乱数が決まります。
初期シード値が変わらない限り、一連の Rnd関数が返す乱数系列は同じになります。

Rnd関数の注意点

システム タイマーから取得した新しいシード値を使って、乱数ジェネレータを初期化するには、
Rnd関数を呼び出す前に、引数を指定せずに Randomizeステートメントを実行してください。

任意の範囲の整数の乱数を生成するには、次の式を使ってください。

Int((上限 - 下限 + 1) * Rnd + 下限)

上限には乱数範囲の上限の数値を、下限には乱数範囲の下限の数値を指定し手ください。

Rnd関数の使用例

Int((20 - 2 + 1) * Rnd + 2) ・・・ 11~20までの乱数を発生させます。
Int((10 * Rnd) + 1) ・・・ 1~10までの乱数を発生させます。


Office VBA リファレンス Rnd関数


※VBA関数一覧
マクロVBA関数の一覧と解説です、どんな関数があるかは一度は確認しておくとをお勧めいたします。どんな関数があるだけでも知っておけば、詳細の使い方は実際に使うときに調べても良いでしょう。文字列操作…34 分岐…3 型変換…14 データ判定…10 日付時刻…20 配列…6 ファイル操作…14 数学/財務…28 その他……



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