VBA関数
LBound関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-12-17

LBound関数


LBound関数は、配列の指定された次元で使用できる最小の添字を、長整数型(Long)の値で返します。


LBound関数

LBound(arrayname[, dimension])

arrayname
必ず指定します。
配列変数の名前です。
変数の標準的な名前付け規則に従って指定します。

dimension
省略可能です。
バリアント型 (内部処理形式 Long の Variant) の値を指定します。
添字の最小値を調べる対象となる配列の次元を示す整数を指定します。
最初の次元なら1、2番目の次元なら2、というように指定します。
省略すると、1が指定されたものと見なされます。

LBound 関数は、UBound 関数と組み合わせて、配列のサイズを調べるために使います。
配列の添字の最大値を調べるには、UBound 関数を使います。

LBound関数の注意点

配列の添字の最小値の既定値は、0または1です。
この値は、Option Baseステートメントの設定によって決まります。

Array関数で作成された配列の添字は、0から始まり、Option Baseステートメントの影響は受けません。

Dim、Private、Public、ReDim、Static のいずれかのステートメントでTo節を使って配列の次元を設定すると、添字の最小値に任意の整数値を指定できます。

LBound関数の使用例

Dim MyArray
MyArray = Array("A", "B", "C", "D", "E")
MsgBox LBound(MyArray) ・・・ 0

Dim A(1 To 100, 0 To 3, -3 To 4)
LBound(A, 1) ・・・ 1
LBound(A, 2) ・・・ 0
LBound(A, 3) ・・・ -3


Office VBA リファレンス LBound関数


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