Filter関数
Filter関数は、指定されたフィルタ条件に基づいた文字列配列のサブセット(一部分)を含むゼロベース(0開始)の配列を返します。
Filter関数
検索先の 1次元配列の文字列を指定します。
したがって、配列のデータ型はStringまたはVariant。
検索する文字列を指定します。
sourcearrayに指定した配列の各要素の文字列の中に、引数 include が含まれるかどうかを表すブール値を指定します。
includeが偽 (False) の場合、Filter関数は、配列の各要素の文字列の中で、引数matchが含まれない配列のサブセットを返します。
文字列式を評価するときに使用する文字列比較のモードを表す数値を指定します。
設定する値については、以下の設定値を参照してください。
定数 | 値 | 説明 |
vbUseCompareOption | -1 | Option Compare ステートメントの設定を使用して比較を行います。 |
vbBinaryCompare | 0 | バイナリ モードで比較を行います。 |
vbTextCompare | 1 | テキスト モードで比較を行います。 |
※バイナリ モードでは、全角半角、大文字小文字が区別されます。
※テキストモードでは、全角半角、大文字小文字が区別されません。
引数 sourcearray が Null値であるか、1次元配列でない場合は、エラーになります。
※配列のデータ型がVariantで、データとして数値(Variant/IntegerやVariant/Long)が入っていても文字列として扱われます。
※Filter関数は「Option Base 1」の影響を受けず、常に0起点(LBound=0)の配列を返します。
Filter関数の使用例
MyArray = Array("東京都", "神奈川県", "千葉県", "茨城県", "大阪府")
MsgBox Join(Filter(MyArray, "県"), ",") ・・・ "神奈川県,千葉県,茨城県"
Office VBA リファレンス Filter関数
※VBA関数一覧
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