VBAサンプル集
罫線を簡単に引く(Borders,BorderAround)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2013-05-14

罫線を簡単に引く(Borders,BorderAround)


エクセルでは、罫線を引く事が多いです。


この罫線は、以外に処理時間もかかりますし、やり方によっては、VBAの行数も多くなります。


とにかく、簡単に罫線を引く方法です。


以下の表を作成する場合です。



Excel VBA 解説


罫線を引く順番等、いろいろありますが、とにかく短いコードにしてみます。



Sub sample1()
Range("B2:F11").Borders().Weight = xlHairline
Range("B2:F11").BorderAround Weight:=xlMedium
Range("B3:F3").Borders(xlEdgeTop).Weight = xlThin
Range("C2:C11").Borders(xlEdgeLeft).Weight = xlThin
End Sub

Range("B2:F11").Borders().Weight = xlHairline
極細線で、格子を作成


Range("B2:F11").BorderAround Weight:=xlMedium
外枠を、中太線にします。

このBorderAround は、メソッドですので、他とは記述方法が違いますので、注意して下さい。


Range("B3:F3").Borders(xlEdgeTop).Weight = xlThin
上だけ、細線にします。


Range("C2:C11").Borders(xlEdgeLeft).Weight = xlThin
左だけ、細線にします。



罫線を引く順序は、どの順番でも問題はありません。


なるべく、セル範囲を、まとめて指定するように心がけて下さい。




同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

ブックを閉じる(Close)

ブックを閉じる時の処理方法です。まずは、保存して閉じる場合。これは、次のように書くこともできます。Subsample2()ThisWorkbook.CloseSaveChanges:=TrueEnd Sub では、保存しないで閉じる場合。
他ブックを開いて閉じる(Open,Close)
・パターン1:ActiveWorkbook ・パターン2:Workbooks.Count ・パターン3:オブジェクト変数 ・パターン4:Withステートメント ・パターン5:オブジェクト変数+Withステートメント ・開いているブックをブック名で検索し閉じる場合
ブックを開かずにセル値を取得(ExecuteExcel4Macro,Excel.Application)
・ExecuteExcel4Macroで1個のセル値を取得 ・Excel.Applicationで1個のセル値を取得 ・ExecuteExcel4Macroで100個のセル値を取得 ・Excel.Applicationで100個のセル値を取得 ・Excel.Applicationで100個のセル値を取得2 ・ブックを開かずにセル値を取得
罫線を簡単に引く(Borders,BorderAround)
マクロVBAの開始時と終了時に指定しておくべきApplicationのプロパティ
・マクロVBA開始時 ・マクロVBA終了時 ・Applicationのプロパティ解説 ・マクロが途中で終了した場合
オートフィルター(AutoFilter)
エクセルでは、定番機能のフィルターです。「Sheet1」のA列でフィルターし、「Sheet2」へコピーします。ごく基本的なフィルターです。フィルターのセル範囲指定は、いろいろな指定が可能です。「連続セル範囲の選択 」も参考にして下さい。
日付のオートフィルタ(AutoFilter)
とても便利なオートフィルターですが、日付となると、結構大変です。以下の表で説明します。普通は、こんなように指定します。Operator:=xlFilterValues は2007以降で追加された機能です。
印刷ダイアログを使用する(xlDialogPrint)
入力しやすいように、セルに色をつけている事が多いと思いますが、印刷時には、ちょっとじゃまな場合もあります。インク(トナー)も無駄ですしね。印刷時に色指定を解除して印刷する方法になります。Application.Dialogs(xlDialogPrint).Show 印刷タイアログを表示します。
名前定義の一覧と削除(Name)
・名前定義の一覧を取得し、シートに書き出すマクロVBA ・非表示の名前定義を表示 ・サイト内の関連ページ
シートを名前順に並べ替える
シートを名前順に並べ替える方法になります。配列を使っていますが、配列が難しい場合は、シートに書き出して処理すれば良いでしょう、並べ替えもシート上なら簡単です。上記では、シート名を文字列として処理しています。
数式内の不要なシート名を削除する(HasFormula)
複数のシートにまたがる数式を入力していると、自身のシート名!が数式についてしまいます、この自身のシート名!は不要であり、式を見づらくしてしまいます、この不要なシート名を、マクロVBAで一括削除します。ブックの全シート、全セルを対象として、数式の中から、自身のシート名!を削除するマクロVBAになります。


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

第5章:AI×VBAでつまづかない!トラブルシューティングとAIとの付き合い方 |生成AI活用研究(2025-05-20)
第4章:【事例で学ぶ】AIとVBAでExcel作業を劇的に効率化する! |生成AI活用研究(2025-05-20)
第3章:AIを「自分だけのVBA先生」にする!質問・相談の超実践テクニック|生成AI活用研究(2025-05-19)
第2章 VBAって怖くない!Excelを「言葉で動かす」(超入門)|生成AI活用研究(2025-05-18)
第1章:AIって一体何?あなたのExcel作業をどう変える?(AI超基本)|生成AI活用研究(2025-05-18)
AI時代のExcel革命:AI×VBAで“書かない自動化”超入門|生成AI活用研究(2025-05-17)
Geminiと100本ノック 23本目:シート構成の一致確認|生成AI活用研究(5月16日)
AIが問う出版の未来は淘汰か進化か:AIと書籍の共存の道とは|生成AI活用研究(2025-05-16)
Geminiと100本ノック 22本目:FizzBuzz発展問題|生成AI活用研究(5月15日)
すぐに使える!生成AI プロンプト作成 実践ガイド|生成AI活用研究(2025-05-15)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
5.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作
6.RangeとCellsの使い方|VBA入門
7.メッセージボックス(MsgBox関数)|VBA入門
8.セルのクリア(Clear,ClearContents)|VBA入門
9.FILTER関数(範囲をフィルター処理)|エクセル入門
10.条件分岐(Select Case)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ