CONCAT関数(複数の範囲や文字列を結合)
CONCAT関数は、複数の範囲や文字列からのテキストを結合します。
ただし、区切り記号は指定できません。
CONCAT関数の書式
テキスト1
結合するテキスト項目。
文字列またはセル範囲などの文字列の配列。
[テキスト2, ...]
結合する追加のテキスト項目。
テキスト項目には最大253のテキスト引数を設定可能です。
各引数には、文字列、またはセル範囲などの文字列の配列を指定できます。
結合するテキストの間に区切り記号を含める場合はTEXTJOIN関数を使用します。
結果の文字列が32767文字 (セルの上限) を超えると、CONCAT関数は#VALUE!エラーを返します。
CONCAT関数の使用例
A列 | B列 | C列 | D列 | E列 | F列 |
a | b | c | d | e | f |
=CONCAT(A1:C1,E1:F1) ・・・ abcef
セル範囲を指定しなければ以前のCONCATENATE関数や&結合と同じ使い方になります。
=CONCAT(A1,",",B1,",",C1) ・・・ a,b,c
これは以下と同じです。
CONCATENATE(A1,",",B1,",",C1)
(A1&","&B1&","&C1)
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