DATEDIF関数(年齢・勤続年数)
2つの日付の間の日数、月数、または年数を計算します。
この関数は、関数ウイザード(数式パレット)が用意されていませんので、全て手入力する必要があります。
DATEDIF関数の書式
Start_date
日付は、引用符で囲んだテキスト文字列、シリアル値、または他の数式や関数の結果を指定できます。
End_date
Unit
値は次のいずれかになります。
Y | 開始日と終了日の間の年数を返します。 |
M | 開始日と終了日の間の月数を返します。 |
D | 開始日と終了日の間の日数を返します。 |
MD | 開始日から終了日までの日数です。日付の月数および年数は無視されます。 ※重要※ 制限事項があるため、"MD"は使用はお勧めしません。 戻り値がマイナスになる場合があるので、余程限定的な場合以外では使用できません。 |
YM | 開始日から終了日までの月数です。日付の日数および年数は無視されます。 |
YD | 開始日から終了日までの日数です。日付の年数は無視されます。 |
DATEDIF関数の使用例
と入っている場合
=DATEDIF(A1,B1,"M") ・・・ 484、月数になります
=DATEDIF(A1,B1,"D") ・・・ 14754、日数になります
=DATEDIF(A1,B1,"MD") ・・・ 22、484月と22日
=DATEDIF(A1,B1,"YM") ・・・ 4、40年と4ヶ月
=DATEDIF(A1,B1,"YD") ・・・ 146、40年と144日
DATEDIF関数の注意点
うるう年の2/29を挟んだ場合の特殊なケースではありますが、注意は必要です。
=DATEDIF("2020/2/29","2021/2/28","Y")
この結果は、0となります。
=DATEDIF("2018/2/28","2019/2/28","Y")
この結果は、1となります。
勤続年数を計算する場合に、この結果は不都合になる場合があります。
IF関数等で正しく対応しようとすると、とても長い数式となってしまいます。
特定のケースでは、バグがある事を理解した上で、上手に使うようにしましょう。
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EOMONTH関数(月数だけ前後の月の最終日)
WEEKDAY関数(曜日に変換)
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